Call of Duty Mobile World Championship 2022

公式ルール

v1.0

2024年3月5日(現地時間)

1.   概要

1.1               目的。Activision Publishing, Inc.とその関連会社(総称「Activision」)はCall of Duty®: Mobile World Championship 2024 (「World Championship」)を作成し、ファン中心のCall of Duty: Mobile (「ゲーム」)大会プラットフォームとして機能するようにしました。World Championshipの大会は、(i) Call of Duty: Mobileオンライントーナメント(総称「CODMオンライントーナメント」)、(ii) Call of Duty: Mobile LANトーナメント(「CODM LANトーナメント」、およびCODMオンライントーナメント、「トーナメント」)で構成されます。全てのアップデート、修正、補完を含めたCall of Duty: Mobile World Championship公式ルール(「ルール」)はトーナメントの完全性を保証し、Call of Duty: Mobileとフランチャイズのイメージと評判を保護し、トーナメントと関連イベントの観客のために一貫した高品質な体験を生み出します。本ルールは、全てのチーム、チームオーナー、チームマネージャー、チームスタッフ、トーナメントまたはトーナメントの関連イベントに積極的に参加している個人、あるいはトーナメントに関連した現行もしくは将来的なイベントへの参加を計画している個人(それぞれ「参加者」)に適用されます。特定のトーナメントには追加のルールがある場合があり、そのルールは該当するトーナメントの前にCall of Duty: Mobileウェブサイトに掲載されるか、参加者に提供されます。本ルールは、参加者の資格、トーナメント構成、賞の授与、および参加者の行動に関する準則を含めて、オンラインによるCODMオンライントーナメントのプレイと対面式でのCODM LANトーナメントの活動に関する準則全般を定めるものです。 また、本ルールには、参加者の権利と義務に影響する責任の制限、ライセンスの許諾、その他の法的拘束力のある契約条件も含まれます。

1.2           各参加者は、トーナメントに参加する前に、またトーナメントに参加する条件として、本ルールおよびその他の適用されるトーナメントルールを読み、理解し、これに同意する必要があります。本ルールは、各参加者と、Activision Publishing, Inc. (以下「事務局」)との間の契約を形成します。

1.3           本ルール、およびトーナメントへの自己の参加に起因または関連する紛争のいずれも、第12条における拘束的な仲裁規定およびクラスアクション権放棄、ならびに第10条における責任制限および免責規定に準拠するものとします。かかる規定により、ご自身の法的な権利および救済手段に影響が及ぶことがあります。そのため、本ルールへの同意に先立ち、かかる規定の内容をよく検討しておく必要があります。

1.4           本ルールの規定内容が何らかの法域において違法、無効もしくは執行不能の状態にあるかまたはそのような状態となった場合においても、それにより、当該法域での本ルールにおける他のいかなる規定の有効性および執行可能性にも影響が及ぶことはなく、他の法域での本ルールにおける他のいかなる規定の有効性および執行可能性にも影響が及ぶことはありません。

1.5           本ルールまたはその他の適用されるルールに違反した場合、事務局の独自の判断により、参加者はマッチの没収、賞の没収、罰金、現在および将来のWorld Championshipまたはその他のActivisionのイベントからの失格/排除、および法的請求を含む(ただしこれらに限定されない)懲戒処分を受ける可能性があります。

1.6           同意。 各参加者は、トーナメントに参加するため、本ルールに同意する必要があります。 参加者による本ルールへの同意は、以下のいずれかの方法によるものとします。

  • 紙媒体またはデジタルでのトーナメント参加フォームへの署名。
  • 登録またはその他の参加者登録方法、該当するトーナメントプラットフォームに関連して行われるものを含む。
  • チームの作成。
  • マッチまたはチームへの招待に対する同意。
  • トーナメント、またはトーナメントの一部である公式認定マッチについて、参加する、もしくは参加するチームを所有すること。

1.7               本ルールの変更および執行。 プロフェッショナルeスポーツ競技の分野は、いまだに比較的新しいものであるとともに急速に変化しているため、本ルールも、かかる変化に即応すべく進化していくことになります。そのため、事務局は、その単独の裁量により、(a) 本ルールの更新、変更または追加を行うことができるとともに、(b) 掲示、告知、説明動画、オンライン投稿、電子メールおよび/または他の電子的通信方法であって参加者への説明および案内の手段となるものにより、本ルールの解釈および施行、適用を行うことができるものとします。公正な競技およびスポーツマンシップの精神を維持するため、事務局は、本ルールに明記されていない事例について一切の決定を下す権利を留保します。本ルールに対する重大な変更については、変更後のルール内容の適用を受けることとなるトーナメントイベントの前に、参加者に告知されるものとします。トーナメントイベントの参加者は、変更後のルールに同意したことになります。第12条に対する変更については、同条の規定内容に準拠するものとします。

1.8           本ルールの適用範囲。 本ルールは、トーナメントのあらゆる側面に関する包括的な前提ルールを定めることを目的とするものです。 特定のトーナメントイベントには、これ以外のルールが適用されることがあります。 かかるルールについては、特定のイベントに先立って参加者に告知されるものとし、参加者は、該当するトーナメントイベントへの登録前に当該ルールに同意する必要があります。 このような他のトーナメントルールと本ルールが矛盾する場合は、本書に明示的に別段の定めのない限り、本ルールが適用されます。 本ルールは、利用規約、プライバシーポリシーその他のルールであってゲームアプリの利用およびFACEITウェブプラットフォームアカウントの利用(該当するものがある場合)に関する準則たる一切のものとの関係で、追加的なものです。 各法人の利用規約とプライバシーポリシーの最新版の掲載場所は、以下のとおりです。

Activision:

FACEIT:

1.9           追加的な権限。  事務局の権限、責任、義務および同意権は、単独の裁量で、適用法で認められている最大限の範囲で行使することができ、事務局の単独の裁量の行使は、本ルールの関連条項で明示的に記載されている場合を除き、合理性、善意または公正な取引の要件に従うものではありません。  事務局は、Call of Duty®のビデオゲームフランチャイズ(本ゲームも含みますが、これに限定されません。総称して以下単に「フランチャイズ」といいます)、トーナメント向けに製品またはサービスを提供するためにフランチャイズもしくは事務局に関係している何らかの人または組織、トーナメント中の何らかの時点で理由の如何にかかわらずメディアの制作および/または公表を行うことを許可された人または組織、ならびにトーナメントに関係するイベントの出席者の利益保護(ただしこれに限定されません)のために必要な権限を行使する権利を留保します。 事務局により下された決定のいずれも、終局的なものとします。

 

2.   参加

2.1           参加資格。トーナメントにおいて参加者が「プレイヤー」として対戦できるようになるには、以下を満たす必要があります。 

2.1.1         該当するトーナメントに参加する前に、18歳以上であること。

2.1.2         次のいずれかの地域(以下「適格管轄区域」)に居住し、その地域に関連付けられたプレイヤーアカウントでプレイすること。

2.1.2.1    北アメリカ: アメリカ合衆国、カナダ、バハマ、ドミニカ共和国、メキシコ、プエルトリコ、ジャマイカ;

2.1.2.2    ヨーロッパ: アルバニア、オーストリア、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ジョージア、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、マケドニア、マルタ、モルドバ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、ウクライナ、イギリス;

2.1.2.3    ラテンアメリカ: アルゼンチン、ベリーズ、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラ;

2.1.2.4   インド: インド;

2.1.2.5    日本: 日本; 及び

2.1.2.6    次の地域のプレイヤーはトーナメントのソロ予選とチーム予選にのみ参加できます: アルジェリア、アフガニスタン、アランド諸島、アメリカ領サモア、アンゴラ、アンギラ、アンティグア・バーブーダ、アルメニア、アルバ、オーストラリア、アゼルバイジャン、バハマ、バーレーン、バングラデシュ、バルバドス、ベナン、バミューダ、ブータン、ボツワナ、英領バージン諸島、ブルキナファソ、カメルーン、カーボベルデ、ケイマン諸島、チャド、コートジボワール、キュラソー、ドミニカ、エジプト、フェロー諸島、フィジー、フランス領ギアナ、フランス領ポリネシア、ガボン、ガンビア、ガーナ、グリーンランド、グレナダ、グアドループ、グアム、ギニアビサウ、ガイアナ、ハイチ、イラク、イスラエル、ヨルダン、カザフスタン、ケニア、キルギスタン、クウェート、レバノン、リベリア、リビア、マダガスカル、マラウイ、モルディブ、マリ、マーシャル諸島、マルティニーク、モーリタニア、マヨット、ミクロネシア、モンゴル、モンテネグロ、モントセラト、モロッコ、モザンビーク、ナミビア、ナウル、ネパール、ニューカレドニア、ニュージーランド、ニジェール、ナイジェリア、北マリアナ諸島、オマーン、パキスタン、パラオ、パナマ、パプアニューギニア、カタール、レユニオン、ロシア、ルワンダ、サン・バルテルミー島、サン・マルタン島、サンピエール島・ミクロン島、サントメ・プリンシペ、サウジアラビア、セネガル、セイシェル、シエラレオネ、ソロモン諸島、南アフリカ、スリランカ、セントキッツ・ネイビス、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、スリナム、タジキスタン、タンザニア、トーゴ、トンガ、トリニダード・トバゴ、チュニジア、トルクメニスタン、アラブ首長国連邦、ウガンダ、ウズベキスタン、バヌアツ、バージン諸島(米国)、ウォリス・フツナ、イエメン、ザンビア、ジンバブエ。

適格管轄区域は、事務局の単独の裁量により、いつでも、いかなる理由でも、追加、削除、その他の変更が可能です。

2.1.3         本ゲームのランクモードでレベル10以上であること;

2.1.4         Call of Duty Mobileアカウント、ActivisionおよびBattle.net (以下「プレイヤーアカウント」)において健全な状態にあり、Activisionのエンドユーザーライセンス契約について未開示の違反もないこと。

2.1.5        Activisionの取締役、役員もしくは従業員、Activision従業員の親族、またはActivisionを支配しているか、Activisionにより支配されているかもしくはActivisionと共通の支配下にある事業体のいずれでもないこと。ただし、かかる関係性について書面でActivisionが通知を受けたうえで明示的な許可を与えた場合には、この限りではありません。 

2.1.6         本ルール、Activisionのエンドユーザーライセンス契約、ならびにActivisionおよび事務局による決定により拘束される旨に、同意していること。

2.1.7         リーダーボードランキングやその他の同様の要件を含む、本ルールやその他の事務局が定めるトーナメント関連ルールに定められた特定の資格要件を満たしていること。

2.1.8         World Championship決勝戦のみ、(i) 本ルールに定められたWorld Championship決勝戦の資格要件を満たしていること、または(ii) 事務局が公式に認可した地域パートナートーナメント(Regional Partner Tournament)に関連して事務局から正式に招待されていることが条件となります。

2.2           適用法の遵守。 参加者は、トーナメントへの参加が、適用される地域の法律および/または米国の連邦法、州法、地方法(米国外の管轄区域に適用される法律を含む)に違反しない限りにおいてのみ、トーナメントに参加するものとします。 参加者は居住する司法管轄区のすべての法律に準拠していることを確認する責任があり、トーナメントへの参加に必要とされる査証または他の政府認可を、CODMオンライントーナメントの場合はオンライン、CODM LANトーナメントの場合は対面で(CODM LANトーナメントの会場への行き来に必要とされる移動を含めて参加者の単独の責任として)入手することを含めて、そのような準拠を確保するために必要なあらゆる手段を講じなければなりません。 ここに記載されている内容や特定のトーナメントルールにかかわらず、事務局は独自の絶対的な裁量により、すべての参加者の適格性を判断する権利を有するものとします。 各参加者は、事務局によって決定された参加者の資格状況がいつでも変更される可能性があり、その決定が終局的なものとなることを認め、同意します。

2.3           参加者の名称。  参加者は、トーナメントにおいて、許容される名称を用いる必要があります。 参加者が本名を使用しない場合、事務局は、単独の裁量により、参加者のタグ名、ハンドル名その他の名称を制限または変更する権利を留保します。 事務局は、参加者のうち、そのタグ、ハンドル、COD Mobileユーザー名またはActivision IDが不快もしくは有害であるか、Activisionもしくは第三者の知的財産を含んでいるかまたは事務局により不適切もしくは許容不可と判断された者について、資格を取り消す権利を留保するものとし、そのいずれの判断も、事務局の単独の裁量によるものとします。 参加者の名称は、以下を含まないものとします(これらに限定されません):

2.3.1         事務局により明示的に許可されている場合を除き、スポンサー、商業製品、Call of Duty LeagueまたはCall of Duty Challengersチームを含む第三者の知的財産に関連する名称、ワードマーク、サービスマーク、通称、シンボルまたはその他の識別情報。

2.3.2         第7条に違反するいかなる名前。

 

3.   トーナメントの構造

3.1               トーナメントの形式。 World Championshipは、5つの異なる大会セグメント(各「ステージ」)に分かれており、対象となるプレイヤーは、ゲーム内の各マッチ(「マッチ」)に出場し、CODM World Championshipトーナメントポイント(「ポイント」)を獲得して、トーナメントの以降のステージへの出場を目指します。すべての日付と時間は、事務局の独自の判断で変更されることがあります。

3.2               ソロ予選 – 開かれた個人でのプレイ。

3.2.1       ステージ形式。 プレイヤーは最大10回のランクマッチ(それぞれ「ランクマッチ」)を個人で対戦し、ポイントを獲得します。

3.2.2       ゲームモード。 ソロ予選では、プレイヤーはポイント獲得のために特定のゲームモードまたはマップのプレイが義務付けられているわけではありません。

3.2.3       スコア。 ランクマッチの勝利に対して、ソロ予選でプレイヤーにポイントが付与されます。プレイヤーはソロ予選で10回以上のランクマッチをプレイする場合がありますが、ポイントが付与されるのは、該当チームがプレイする最初の10マッチのみです。プレイヤーが獲得するポイント数はゲーム内のプレイヤーのランクによって各マッチで異なり、詳細は以下のとおりです:

プレイヤーランク

マッチでの勝利ごとのポイント - ソロ予選

ルーキー

10

ベテラン

12

エリート

14

プロ

16

マスター

18

グランドマスター

20

レジェンド

25

 

3.2.4         進出。 チーム予選に参加するには、50ポイントを獲得する必要があります。 

3.2.5         ソロ予選のスケジュール。 ソロ予選のマッチは4月18日から5月8日の期間中、すべての地域で終日行われます。

3.3               チーム予選 – 開かれたチームでのプレイ。

3.3.1         ステージ形式。 プレイヤーは最大30回のランクマッチをチームで対戦し、ポイントを獲得します。

3.3.2       ゲームモード。 チーム予選では、チームはポイント獲得のために特定のゲームモードまたはマップのプレイが義務付けられているわけではありません。

3.3.3       スコア。 ランクマッチの勝利に対して、チーム予選でチームにポイントが付与されます。チームはチーム予選で30回以上のランクマッチをプレイする場合がありますが、ポイントが付与されるのは、該当チームがプレイする最初の30マッチのみです。チームが獲得するポイント数はチーム内のプレイヤーの平均ランクによって各マッチで異なり、詳細は以下のとおりです:

平均プレイヤーランク

マッチでの勝利ごとのポイント - チーム予選

ルーキー

10

ベテラン

15

エリート

20

プロ

25

マスター

30

グランドマスター

40

レジェンド

60

3.3.4       進出。 30回のランクマッチを完了し、獲得したポイントが最も多かった各管轄区域の上位128チームは、 オープンシーズンおよびオープンファイナルに進みます。チーム予選の終了時に複数のチームが128位で同率の場合は、30回のランクマッチを先に終えたチームがオープンシーズンおよびオープンファイナルへの参加資格を得ます。

3.3.5         チーム予選のスケジュール。  チーム予選は、5月11日から5月25日の期間中、全地区で終日行われます。

3.4               オープンシーズンとオープンファイナル – 地域予選。

3.4.1       トーナメント運営者  オープンシーズンおよびオープンファイナルのトーナメント運営者は、ESL FACEIT GROUP(以下「トーナメント運営者」)です。 

3.5                

3.5.1       ステージ形式。 このトーナメントのステージは、地域ごとに2つのフェーズに分けられます。オープンシーズンと呼ばれる最初のフェーズでは、プレイヤーはチームに分かれて、8チームが残るまで、128チームのスイストーナメントで、同じ管轄地域の他の勝ち進んでいるチームと対戦します。この8チームには地域のWorld Championshipの次のステージへの出場資格が与えられます。オープンファイナルと呼ばれる次のフェーズでは、残りの8チームがダブルエリミネーションブラケットに参加し、トーナメントの次のステージへのシード権が決定されます。オープンシーズンおよびオープンファイナルの登録手続きに関する詳細は、地域予選の開始前に、事務局からプレイヤーに提供されるものとします。

3.5.2       マッチ形式。 各オープンシーズンおよびオープンファイナルマッチは、ベストオブ3形式として実施されるものとします。

3.5.3       ゲームモード。 オープンシーズンおよびオープンファイナルのマッチはhttps://www.callofduty.com/mobile/esports/esports-settingsのリストに記載されている公式Game eSports設定に従ってプレイされます。

3.5.4       オープンシーズンとオープンファイナルのスケジュール。オープンシーズンおよびオープンファイナルの地域予選は、チーム予選終了後に開始されます。 各地域予選の日時は、ウェブサイトを通じて公開されます(地域ごとのものとなります)。

3.6             チャレンジシーズンとチャレンジファイナル - 地域プレーオフ。

3.6.1       トーナメント運営者。  チャレンジシーズンとチャレンジファイナルのトーナメント運営者は、ESL FACEIT GROUP(「トーナメント運営者」)です。 

3.7                

3.7.1      ステージ形式。 このトーナメントのステージ形式は、地域ごとに2つのフェーズに分かれます。 チャレンジシーズンとして知られる最初のフェーズでは、プレイヤーはチームに分かれて、GSLスタイルのグループの前ステージを通過した同じ管轄区域の他の勝ち進んでいるチームと対戦します。 GSLはオープンファイナルの結果に基づいて、トーナメント事務局によってシード権を与えられた4チーム2グループで構成されます。 各チームはシードに基づいて最初の対戦相手と対戦します。 その後、各チームは自分のチームと同じ成績のチームとしか対戦しません。 2勝したチームは、次のフェーズに進みます。 2敗したチームは、敗退となります。 チャレンジファイナルと呼ばれるトーナメントの次のフェーズでは、各GSLグループの上位2チームが次のフェーズへの出場権を獲得します。 チャレンジファイナルと呼ばれるこのステージの次のフェーズでは、残りの4チームがダブルエリミネーションブラケットに参加します。 このブラケットの上位者は、各地域に割り当てられた枠数に応じて、World Championshipのファイナルステージへの出場権を獲得します。

3.7.2       マッチ形式。 各地域プレーオフのチャンピオンシップマッチ以外のチャレンジシーズンとチャレンジファイナルの各マッチは、ベストオブ5形式で行われます。 各地域プレーオフで最後に残った2チームによるチャンピオンシップマッチはベストオブ7ゲームシリーズで行われ、勝者ブラケットから勝ち上がったチームには1つのマップアドバンテージが与えられます。

3.7.3       ゲームモード。 チャレンジシーズンとチャレンジファイナルのマッチはhttps://www.callofduty.com/mobile/esports/esports-settingsのリストに記載されている公式Game eSports設定に従ってプレイされます。

3.7.4         チャレンジシーズンとチャレンジファイナルのスケジュール。 チャレンジシーズンおよびチャレンジファイナル地域プレーオフは、オープンシーズンおよびオープンファイナルの終了後に開始されます。 各地域予選の日時は、ウェブサイトを通じて公開されます(地域ごとのものとなります) 

地域パートナートーナメント。 一部のチームは、「地域パートナートーナメント」に参加することで、World Championship決勝戦への参加資格を得ることができます。このトーナメントは、本ゲームが使用されるもので、World Championship決勝戦への直接招待を目的として事務局が公式に認可したものです。地域パートナートーナメントを経てWorld Championship決勝戦への出場権を得たチームが、それぞれのチャレンジシーズンおよびチャレンジファイナル地域プレーオフでも優勝した場合、(i) そのチームには地域プレーオフ1位の賞金のみが与えられます。(ii) 地域プレーオフで次点となったチームは、World Championship決勝戦に進出します。すべての地域パートナートーナメントのリストは、ウェブサイトで公開され、事務局によって随時更新されます。

3.8      World Championship決勝戦

3.8.1         トーナメント運営者。  World Championship決勝戦のトーナメント運営者は、ESL FACEIT GROUP(以下「トーナメント運営者」)です。 

3.8.2         ステージ形式。   World Championship決勝戦の形式は後日発表されます。

3.8.3         マッチ形式。 World Championship決勝戦の試合形式は後日発表されます。

3.8.4        ゲームモード。 World Championship決勝戦のマッチは https://www.callofduty.com/mobile/esports-settingsのリストに記載されている公式Game eSports設定に従ってプレイされます。

3.8.5         World Championship決勝戦のスケジュール。 World Championship決勝戦はチャレンジシーズンとチャレンジファイナルの終了後に行われます。World Championship決勝戦の開催日時はウェブサイトで公開されます。

3.8.6          World Championship Finals Prizing.        The Prizing Structure for the World Championship is as follows:

Placement

Prizing

1st

$400,000

2nd

$170,000

3rd and 4th

$80,000

5th to 8th

$40,000

9th to 11th

$20,000

12th to 14th

$12,000

15th to 16th

$7,000

 

4.   チーム

4.1               チームライセンス。 トーナメントのプレイヤーはチーム(それぞれ「チーム」)で対戦します。チームはこの第3条に従って結成されます。本ルールの遵守を条件として、チームとその各オーナー(それぞれ「チームオーナー」)には2022 World Championshipシーズン期間中にチームを運営するライセンス(「チームライセンス」)が与えられます。  将来のCODM World Championshipシーズンに向けてチームのチームライセンスを更新するかどうかは、Activisionの裁量に委ねられます。  各チームオーナーは全世界で1つのチームライセンスのみを所有します。 

4.2        チームの要件。  チームがトーナメントにおける対戦のための正式な登録および資格を受けるためには、以下の条件を充足させる必要があります。

4.2.1         ルールに同意済みでかつチームへの参加にも同意済みであるプレイヤー5名を擁している必要があります。チームには、ロースターに6人目の補欠プレイヤー(以下「補欠プレイヤー」)を含めることもできます。この補欠プレイヤーが大会に参加するためには、ルールを承認し、チームに参加することに同意している必要があります。プレイヤーは、同時に2つ以上のチームに所属することはできません。

4.2.2         プレイヤー全員が、第2条に記載されている資格要件を満たしているとともに、各自のActivisionアカウントを必須フィールドに入力済みであること。

4.2.3         各チームの1プレイヤーが、ウェブページにあるFaceIt Web Platformのチェックイン機能を使い、トーナメント開始時刻の12時間以内に、参加を希望するトーナメントイベントにチームをチェックインする必要があります。疑念が生じないように、上記の方法でトーナメントイベントにチェックインしないチームはブラケットに入らず、そのトーナメントイベントには参加できません。

4.3        チームロースターの固定。

4.3.1         チーム予選のロースター固定。 チーム予選に参加するためには、チーム予選が終了するまでに参加するチーム結成を完了する必要があります。 チーム予選で1度でもランクマッチを行ったチームは、チーム予選が終了するまで、所属プレイヤーはそのチームを解散することはできません。 ただし、プレイヤーはチーム予選で登録したロースターからいつでも離脱することができます。 そのプレイヤーと獲得したポイントは無効となります。 そのプレイヤーは新しいチームに参加することができます。

4.3.2         オープンシーズンとオープンファイナル、チャレンジシーズンとチャレンジファイナル、World Championship決勝戦のロースターロック。 プレイヤーは、(i) オープンシーズンとオープンファイナル終了からチャレンジシーズンとチャレンジファイナル開始までの間と、(ii) チャレンジシーズンとチャレンジファイナル終了からWorld Championship決勝戦開始までの間(それぞれ「ドラフト期間」)に、チーム作成をしてロースターの変更ができます。 チームのプレイヤーロースターはドラフト期間中のみ変更することができ、第4.4条に記載されているプレイヤー交代ポリシーの使用が適切な状況だと事務局が判断しない限り、チームロースターはオープンシーズンおよびオープンファイナル以降ロックされます。 地域パートナートーナメントを経てWorld Championship決勝戦に進出したチームには、チャレンジシーズンおよびチャレンジファイナルから進出したチーム同様、上記のルールが適用されます。ドラフト期間中のロースター変更の期限は関連経路を通じてトーナメント事務局からチームに伝えられます。 ドラフト期間中のチームプレイヤーのロースター変更には以下の条件が適用されます:

a)                         チームには、前のステージでチームとともにプレイしたプレイヤーを最低4人は常に保持することが求められます。

b)                       追加されるプレイヤーは、前にプレイしたステージの参加資格を持っていなければなりません(すなわち、オープンシーズンとオープンファイナルとチャレンジシーズンとチャレンジファイナルの間のドラフト期間中にチームが入れられるのは、オープンシーズンとオープンファイナルの参加資格があったプレイヤーのみです)。

c)                         チームが入れられるのは、同じ適格管轄区域のプレイヤーのみです。

d)                        チームのプレイヤーロースターのあらゆる変更は、ドラフト期間の期限までに事務局に提出されなければなりません。また、

e)                        各チームがプレイヤーロースターの変更を提出できるのは、ドラフト期間中に1回のみです。

上記の条件に従わないと、チームのプレイヤー変更は却下されます。

4.4               チャレンジシーズン、チャレンジファイナル、World Championship決勝戦の交代プレイヤー。 チャレンジシーズン、チャレンジファイナル、World Championshipの参加資格を得たチームが、最低ロースター要件(5名の参加資格を持つプレイヤー)を満たすことができない場合、チームは交代プレイヤー(以下「交代プレイヤー」)の参加を要請することができます。事務局の独自の裁量により、チームは以下の基準でのみ、1名の交代プレイヤーを登録することができます。

a)                   交代プレイヤーは、トーナメントのチーム予選出場の資格を持っていなければなりません。

b)                  チームは、事務局が要請を承認してから48時間以内に交代プレイヤーを特定しなければなりません。また、

c)                   交代プレイヤーは、本ルールに同意しなければなりません。

割り当てられた時間内に交代プレイヤーを見つけることができなかった場合、そのチームはトーナメント失格となり、そのチームの予選出場権は、事務局の独自の裁量により、前のステージの次の資格を持つチームに与えられることになります。 事務局は、独自の判断により、プレイヤーの交代を認めることができます。

4.5               チームコンテンツ変更。 チームリーダー(定義は後述)は、トーナメントの間にチーム名、ブラストメッセージおよびロゴ(「チームコンテンツ」)を変更することができます。投稿された画像や情報は、本ルールおよび利用規約に準拠するものとします。スペル違い、スペースもしくは記号の挿入、文字の入替え、紛らわしい記号の使用その他何らかの手法により自動検閲の回避を企てることは、禁止されています。検閲を回避しようとしたチームは、第9条に基づく懲戒処分の対象となります。

4.6               CODMオンライントーナメントチームリーダーの役割。 トーナメントのチーム予選、オープンシーズン、オープンファイナルの開催中、チームリーダーには以下の責任があります:

4.6.1         チーム予選。

a)                   チームの登録、チーム名の決定、チームメンバーの招待。

b)                  チームの解散(5人のメンバーで1つのランクマッチが行われる前のみ可能)。

c)                   チーム内の他のプレイヤーを招待したり、除外したりすることができます(プレイヤー数が6人未満のチームからプレイヤーを除外することはできません。 6人目のプレイヤーはマッチを5つプレイされる前にのみ除外できます)。

d)                  マッチでのプレイ。

4.6.2         オープンシーズンとオープンファイナル。

a)                   FaceIt Web Platformにチームを登録し、チームコンテンツを編集します。

b)                  チームを解散します。

c)                   プレイヤーを招待および除外します。

d)                  相手チームをプライベートマッチのロビーに招待したり、相手チームからの招待を受けたりします。

e)                  オープンシーズンおよびオープンファイナルのロビーでマッチを行う場合、マップやゲームモードなどの公式対戦設定を行う責任があります(第5.6条に記載されています)。

f)                    マッチの結果およびマッチ関連の問題を報告します。

4.7               チームブランディング

4.7.1     事務局は、いつでもチームの名称変更を要求する権利を有し、その対象となったチームは、承認された別の名称を提出し、その名称でプレイすることが求められます。

4.7.2       チーム名および/またはチームロゴを定めることを選択したチームは、各々、オリジナルの名称およびロゴならびに一貫したチームカラー(以下「チームブランディング」)を定める必要があります。本ルールへの同意により、チームは、チームおよびWorld Championshipに関連してチームブランディングを使用するためかつ第11条に記載のライセンスをActivisionに許諾するために必要な一切の権利、ライセンスおよび許可をチームオーナーが保有しているかまたは取得済みである旨を、表明および保証したことになります。

4.7.3         チームブランディングには、以下を含まないものとします(これらに限定されません):

4.7.3.1    事務局により明示的に許可されている場合を除き、スポンサー、商業製品、Call of Duty LeagueまたはCall of Duty Challengersチームを含む第三者の知的財産に関連する名称、ワードマーク、サービスマーク、通称、シンボルまたはその他の識別情報。

4.7.3.2    事務局が明示的に許可した場合を除き、都市名やその他の地理的名称。

4.7.3.3    第7条に違反する要素がある場合。

4.7.4       CODM LANトーナメントイベント用のチーム衣料のいずれも、ブロードキャストまたはライブイベントにおいて予定されている披露の2週間前までに、事務局に提出する必要があります。チームおよびプレイヤーは、チームがオンサイトイベントにてプレイすることとなる場合には、各自の物理的なブランディングを用意する必要があります。チームは、このブランディングの調達を自ら行う必要があります。 参加者は、自らがトーナメントおよび/またはチームのライブ観衆およびカメラ観衆の視線にさらされるマッチ期日の期間を通じ、個人的メッセージを身にまとったり、表示してはならず、他のいかなる方法でも伝達してはなりません。ただし、事務局の明示的な承諾を得た場合はこの限りではありません。なお、この承諾が政治的メッセージについて付与されることはありません。

4.7.5         チームブランディングは、オープンシーズンとオープンファイナルの開始後にチームが変更することはできません。

 

5.   大会ルールとゲーム設定。

5.1               ゲーム。 World Championshipでは、本ゲームが使用されます。

5.2               オペレーティングシステムとデバイス: ソロ予選とチーム予選では、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusを除くiOS 9.0以上、もしくはAndroid 5.1以上を搭載した携帯端末またはタブレット端末(以下「適格デバイス」)。 プレイヤーはチャレンジファイナルまで、オープンシーズンでタブレット端末を使用することはできません。

5.3               機器。

5.3.1         ソロ予選、チーム予選、オープンシーズン、オープンファイナルで使用する機器。プレイヤーは、適格デバイスで大会に参加する必要があり、ゲームのコントロールを変更するような外部デバイスやアタッチメントを使用することはできません(例: Bluetoothコントローラー、有線コントローラー、マウス、キーボードなど)。ただし、事務局の明示的な同意を得た場合を除きます。参加者はiOSまたはAndroidのエミュレーターを使って適格デバイス以外でプレイしてはなりません。事務局は、違反していると見受けられるプレイヤーを調査する権利を有します。違反していることが判明したプレイヤーは、今後の本ゲームを使用したトーナメントへの参加資格を失う可能性があります。

5.3.2         チャレンジシーズンとチャレンジファイナルの機器。 チャレンジシーズンとチャレンジファイナル、およびWorld Championship決勝戦に参加するプレイヤーは、画面の対角線が7.5インチ以下の適格デバイスを使用することが求められます。

5.3.3        World Championship決勝戦のプレイヤーには、World Championship決勝戦のプレイで使用するSamsung S23 Ultraが提供されます。他のSamsung S23 Ultraを含め、個人に提供された機器以外でのプレイはできません。このSamsung S23は、Snapdragon Pro Seriesの所有物であり、トーナメント運営者の指示がない限り、イベント終了時にトーナメント運営者に返却されます。

5.4               大会用ビルド。 チャレンジシーズンとチャレンジファイナル、およびWorld Championship決勝戦に出場するプレイヤーは、事務局の独自の判断により、事務局が提供する特定のバージョンのゲーム(以下「大会用ビルド」)でプレイすることを要求される場合があります。大会用ビルドへのアクセス方法やその他の詳細は、事務局によって各トーナメントの前にプレイヤーに提供されます。 

5.5               スターティングラインナップ。 チームは、チーム予選の各ランクマッチの間、およびオープンシーズン、オープンファイナルとそれ以降のマッチの間に、スターティングラインナップのラインナップを調整可能です。 チームは、トーナメント中のどの時点においても、マッチ中にスターティングラインナップに変更を加えることはできません。

5.6               ゲーム設定。 本大会のステージ3からWorld Championship決勝戦までのゲーム設定は、こちらの「Call of Duty: Mobile Esports設定」に記載されています:  https://www.callofduty.com/mobile/esports-settings 事務局は、独自の裁量で、Call of Duty: Mobile Esports設定ページで詳細に説明されているモード、ゲーム設定、およびマッチ構造を変更する権利を留保します。 モード、ゲーム設定、およびマッチ構造に対する変更については、次のトーナメントイベントの前に参加者に告知されるものとします。 ゲーム設定に従わない場合は、そのゲームの没収および/またはトーナメントの失格となります。 すべての参加者は、対戦相手がマッチ中にゲーム設定ルールで禁止されているアイテムを使用していると告発された場合、事務局に提出する証拠とするために、すべてのマッチを記録することが推奨されます。

5.7               引き分け。  ソロ予選とチーム予選では、ランクマッチが引き分けで終了し、両方のチームが同じスコアで終了した場合、そのランクマッチは敗北と見なされます。 そのランクマッチは、参加している参加者またはチームにポイントを与えず、再戦も行われません。 オープンシーズンおよびオープンファイナル以降で、ゲームの引き分けまたはラウンドドローが発生した場合は、それぞれが第5.16条および第5.17条に従って解決されます。

5.8               遅延。  事務局またはトーナメント運営者の承認を得ない限り、チームは、ゲームまたはマッチの開始を、その予定開始時刻を超えて遅延させてはなりません。

5.9               ラグ。 ラグが発生した場合においても、ゲームを全うしなければなりません。 CODMオンライントーナメントについては、ラグにより影響を受けたプレイヤーは、動画の証拠を残した上で、それをゲームの終了後に事務局に提出する必要があります。 ラグが発生した場合には、当該ラグの証拠を複数のプレイヤーから提出することを、お勧めします。 ゲームから早期離脱すると、そのゲームの失格負けとなることがあります。 CODM LANトーナメントについては、プレイヤーは、いかなる技術上の問題についても事務局またはトーナメント運営者に報告しなければなりません。

5.10           通信切断。 開始から30秒以内にかつ/またはファーストキルの前にプレイヤーの通信切断が生じた場合、ゲームを終了させなければなりません。 全てのプレイヤーがゲームから一旦離脱した上でゲームを再スタートさせる必要があります。  開始から30秒経過後にかつ/またはファーストキルの後にプレイヤーの通信切断が生じた場合、ゲームは続行されるものとし、通信切断の生じたプレイヤーは、ゲームに復帰しなければなりません。 通信切断の生じたプレイヤーの所属先チームがロビーを離れた場合、そのチームは、該当のゲームについて失格となることがあります。 事務局またはトーナメント運営者は、通信切断の状況のいずれについても、最終判断を下す権利を留保します。

5.11           通常境界線。 自己のキャラクターをマップの通常境界線の外に移動させたプレイヤーは、ゲーム失格となります。 マップの通常境界線の外への移動の例としては、通り抜けのできないはずの表面または物体をキャラクターの体の一部が通り抜けたとき、およびプレイヤーのキャラクターがある場所に移動してそこから相手に射撃し、その場所が相手から当該プレイヤーのキャラクターに射撃することが不可能な場所であったときが含まれますが、これに限定されません。

5.12           チームキル。 何らかの利益を得る目的での故意かつ再三のチームキルまたは自滅があった場合には、ゲーム失格となります。このルールについてのチームによる違反を告発する場合には、告発者は、有効な動画による証拠を提出する必要があります。マッチを完了した後に、結果を報告してください。

5.13           チーム変更。 ゲーム内でのチーム変更は、不可とします。ローンチ時にプレイヤーが参加先チームを誤っていた場合、ゲームは再スタートとなります。このルールの悪用があった場合には、ゲーム失格となることがあります。ファーストキルの後にプレイヤーがチームを変更した場合、違反側のチームは、ゲーム失格となります。

5.14           ゲームの変容を生じさせるバグ。 バグとは、エラー、不備または不具合のうちゲームプレイの過程において誤った結果、不測の結果または意図せぬ結果を生じさせるものをいいます。 ライブゲームプレイ中のバグの発生に関係する手続の目的上、事務局やトーナメント運営者の裁量により、バグは2つのカテゴリーに分類されます。

5.14.1      軽微バグ。  事務局またはトーナメント運営者の裁量により、軽微バグとは、ゲームの結果に重大な変化を生じさせるものではなく、最悪の場合でもプレイヤーにとって不便と判断されるに過ぎないものをいいます。 軽微バグの発生によっても、ゲームの再プレイまたは再実施とはならず、プレイヤーに対しては、軽微バグを前提としてプレイするよう説明がなされることになります。

5.14.2      重大バグ。 事務局またはトーナメント運営者の裁量により、重大バグとは、ゲームの結果に決定的または重大な変化を生じさせるものであって、かつチームおよび/またはプレイヤーのパフォーマンスを著しく妨げるものをいいます。 重大バグが発生した場合には、第5.15条に定める再スタートに至ることとなります。

5.15        ゲームの再スタート。 重大バグの場合、事務局またはトーナメント運営者はその裁量により、ゲームを再スタートさせます。 通常、事務局またはトーナメント運営者は当該事象が発生する前と同一のラウンドスコアでゲームを再スタートさせます。

5.16        同点。 同点の場合、ゲームは、当該マッチにおける次のゲームへの移行前に、再プレイとなります。

5.17        引き分け。 いずれのラウンドにおいてであれ引き分けの場合には、いずれのチームもポイントを獲得することなく、勝者が決定するまで追加ゲームのプレイが行われることになります。

5.18        勝利条件。 各ラウンドのスコアボード上の最終スコアが、チームの勝敗を決するための第1の要素となります。疑義を避けるために付言しますが、スコアボードは、各ゲームの勝者決定において、ゲーム内のいかなる勝利メッセージ、敗北メッセージまたは引き分けメッセージにも優先するものとします。

5.19        証拠。 ご利用のデバイスに内蔵されている録画機能を使用し、証拠を記録することを推奨します。紛争の場合に証拠が必要となる状況に備えて、各チームのメンバーの少なくも1名が、各ゲームの結果の動画またはスクリーンショットを記録することを推奨します。いかなる証拠も、明確に視覚可能なものであるとともにゲームスコア、両チームの全プレイヤーおよびタイムスタンプが含まれている必要があります。

5.20        ノーショウ(遅刻)。ノーショウはいずれの場合においても、事務局役員またはトーナメント運営役員による検証が必要となります。ノーショウの場合の猶予時間は、マッチの当初開始時刻から10分間とします。たとえば、マッチが午後10時に予定されている場合、当該マッチにおけるノーショウの猶予時間は、午後10時5分までとなります。事務局役員と連絡を取るには、Live Supportを利用するか、現地のトーナメント運営者役員に声をかけてください。ステージ1から4までで、事務局役員が対応不能の場合、直ちにチケットを提出する必要があります。チケットには、対戦相手がそろわなかった旨の証拠が含まれていなければなりません。マッチについて異議を唱えるには、「Match(マッチ)」ページ内の「report problem(問題の報告)」欄において、「I'm reporting: my opponent did not show(報告内容: 対戦相手がそろいませんでした)」を選択します。

5.21        時間制限。 両チームは、マッチの結果をその終了後10分以内に報告する必要があります。時間どおりにマッチ結果を報告しなかったか、またはトーナメント役員からプレイヤーが受けた何らかのメッセージに応答しなかった場合には、そのチームが敗北となることがあります。

5.22        マッチのスコア。 プレイヤーは、そのマッチのスコア成績を各自のマッチページにて報告する必要があります。

5.23        宣言。 チームは、ゲームまたはマッチにおける勝利宣言の許可を申請することができます。チームは、対戦相手が試合放棄によるペナルティの対象とならないよう、申請をすることができます。かかる申請については、事務局役員またはトーナメント運営役員と連絡をとる必要があります。ステージ1から4までの間に事務局役員と連絡を取るには、Live Supportを利用します。World Championship決勝戦については、現地のトーナメント運営役員または事務局役員に声をかけてください。

5.24        紛争に関する証拠。 紛争が生じた場合には、動画/スクリーンショットによる証拠をLive Supportに提出してください。参加者がLive Supportにアクセスできない場合には、「Match: Scores Dispute (マッチ: スコア関連の紛争)」チケットの作成が必要となります。紛争チケットには、画像/動画のURLを添付しなければなりません。問題が生じた動画内において当該問題の内容が時刻とともに明らかにされていること、および/または写真/動画において事務局役員またはトーナメント運営役員が求めるものが明らかにされている必要があります。

5.25        失格。 チームがトーナメントから失格となった場合、事務局またはトーナメント運営者の単独の裁量により、(i) 対戦するチームに出場権を与えるか、(ii) 失格となったチームを次の資格のあるチーム(以下「代替チーム」)と交代させます。

5.26        統計。 プレイヤーとチームの進捗は、ゲーム内で確認できます。

 

6.   スポンサーに関する禁止事項。

6.1           チームおよび参加者は、個別のスポンサーを獲得できるものとします。チームおよび参加者は、スポンサー権のマーケティングまたは交渉について、共同で交渉に携わってはならず、他のいかなる方法でも相互間で協力または調整も行ってはなりません。事務局は、トーナメント関連の活動へのスポンサーの関与を制限する権利を留保します。これには、本第6条に適合しないスポンサー資産が表示された衣類について覆いまたは交換をCODM LANトーナメントイベントのオンサイト参加者に要請することも含みます。また、トーナメント活動に関連して用いられるいかなるスポンサーシップについても、承認が条件となります。チームおよび参加者は、スポンサーの許否について、事務局(codmesports@activision.com)への問い合わせにより確認することができます。 

6.2           チームおよび参加者は、World Championshipまたはその他トーナメントのライブストリーム配信またはオンデマンドストリーム配信、World Championshipまたはトーナメントのマッチハイライト、ゲームクリップ、その他の映像、フランチャイズのゲーム画像、ゲーム関連ロゴ、アートワークまたはアニメーションその他保護された知的財産であって、Activisionまたはその関係会社により保有または管理されているもの(総称して以下「ゲーム素材」といいます)のいずれも、第三者のスポンサーシップ、広告、プロモーションまたはマーケティングに関連して使用してはなりません。 

6.3           事務局は、全世界を対象として、または特定地域に限って、トーナメント全体の独占的スポンサーを定める権利を留保します。事務局は、特定の商品・サービスカテゴリーを「予約」として指定することができ、チームおよび参加者は、事務局からの書面による事前承認なしには、本大会への参加に関連して、かかる「予約」カテゴリーのスポンサーシップを取り入れることはできません。以下に定める商品およびサービスのカテゴリーは、World ChampionshipのためにActivisionと事務局に予約されています。かかるカテゴリーの各々について、対象となる品目の内容、および具体的ブランドの例は、網羅的なものではありません。特定のカテゴリーの範囲について、チームまたは参加者が疑問が持つ場合には、抵触のおそれのある契約の締結に先立ち、事務局に問い合わせる必要があります。

6.3.1       ビデオゲームプラットフォーム。 このカテゴリーには、Sony PlayStation®およびMicrosoft Xboxなどのゲーム機のほか、HP OmenおよびAlienware Steam MachineなどのPC向けゲームプラットフォーム、ならびに他のビデオゲーム専用プラットフォームが含まれます。

6.3.2       モバイル機器。 このカテゴリーには、Apple、Samsung、Google Pixelといったブランドが含まれます。

6.3.3       キャリア/通信会社。 このカテゴリーには、AT&T、T-Mobile、Verizon、およびその他のワイヤレスキャリアが含まれます。

6.3.4       暗号通貨のウォレットと暗号通貨の取引所。

6.4 以下のスポンサーカテゴリーについては、参加者が大会に関連して紹介、表示、その他のプロモーションを行うことはできません:

a)              Activisionもしくはそのいずれかの関係会社の事業(フランチャイズ、Call of Duty: Mobileまたはトーナメントも含みますが、これらに限定されません)にとって有害である旨または一方の参加者に他方の参加者との関係で不当に有利な状況がもたらされることとなる旨の判断がActivisionにより下された製品またはサービスを取り扱う人または組織。その例としては、ハッキング、ゲーム内通貨販売サービス、アカウント販売者およびキー販売者も挙げられます。

b)              Activision Blizzard製でないビデオゲーム

c)              アカウントの販売、共有または交換のためのウェブサイト

d)              アルコール飲料

e)              薬物(合法または違法を問いません)および薬物の使用に用いられる一切の製品

f)               タバコおよび電子タバコ製品

g)              ポルノ、性的またはアダルト向けの製品またはサービス

h)              ギャンブル(合法または違法を問いません)

i)               火器/武器または関連の製品またはサービス

j)               政治家候補者または住民投票

 

7.   行動および罰則。

7.1           振る舞い

7.1.1         いずれの参加者も、常に、人としての品位および高いスポーツマンシップに関する基準を遵守したうえで、トーナメントの最善の利益に適う態様で行動しなければなりません。いずれの場合も、その判断は事務局が下すものとします。   参加者には、他の競技者、トーナメント、事務局メンバー、メディア、スポンサーおよびファンとの関わりにおいて、プロフェッショナルとしてのスポーツマンらしい振る舞いが求められます。  

7.1.2         参加者は、卑猥もしくは不快なジェスチャーまたは冒涜的言動のいずれも、各自のタグ、参加者ハンドル、チームブランディング、ゲームチャット、ライブプレイコミュニケーション、ロビーチャット、ショルダーコンテンツ、インタビューその他の公開のコミュニケーション(種類を問いません)において使用してはなりません。   このルールは、英語およびその他全ての言語に適用されるものとし、略語および/または不明瞭な語句についても同様とします。

7.1.3         参加者には、暴力、脅迫または威嚇(物理的なものであるか否かを問いません)のいずれにも頼ることなく、敬意ある方法で意見相違を解消することが期待されています。   暴力は、時、場所および相手(対戦相手、ファン、レフリーおよび役職員も含みます)の如何にかかわらず、決して許されるものではありません。

7.1.4         プロフェッショナルとしてスポーツマンらしく振る舞うべき義務には、トーナメントスケジュール内のすべてのゲーム、マッチおよびトーナメントについて時間通りに到着して対戦準備が整った状態であるべきというプレイヤー側の義務も含まれます。   また、正当な理由なくゲームまたはマッチを放棄することも、禁止とします。

7.1.5       トーナメントは、文化やバックグラウンドの異なるプレイヤーたちが世界各地から一堂に会したうえで、当社ゲームにて対戦し各自の情熱を分かち合うための場です。当社における大会への参加者は、最高のエンターテインメントを通じて世界をひとつにすること、当社のゲーム、プレイヤーおよびファンをたたえること、ならびに多様かつ分け隔てのないコミュニケーションを築くことに、注力すべきです。参加者、チームマネージャーおよびオーナーは、トーナメントおよびチームの公式イベント中(マッチも含みますがこれに限定されません)またはトーナメントもしくはチームの公式チャンネル上(例: マッチのブロードキャスト、トーナメントまたはチームのショー、ならびにトーナメントおよびチームブランドのウェブサイトおよびソーシャルメディアチャンネル)のいずれにおいても、妨害的または対立的な言動その他の表現形式を慎まなければなりません。第4.7条に従って、マッチ当日、参加者、チームのマネージャー、またはオーナーがトーナメントおよび/またはチームの生放送およびカメラの視聴者から見える期間中、事務局の明示的な承認なしに個人的なメッセージを身につけたり、表示したり、その他の方法で伝えたりすることはできません。この承認は政治的なメッセージについては認められません。

7.2           チート行為とゲームの完全性。

7.2.1         プレイヤーは、いかなる時点においても、各自の最高の技能および能力をもって対戦に参加しなければなりません。   プレイヤーによるチート行為は、形式の如何にかかわらず、許されません。 いずれの参加者も、ゲームマッチ(トーナメントマッチその他のいずれであるかを問いません)について、そのマッチの何らかの側面が対戦上のメリット以外のものにより決せられるようにする意図をもって、影響を及ぼしたり不正な操作をしたりしてはなりません。   チート行為またはゲームの完全性に影響を及ぼす振る舞いの例としては、網羅的なものではなく以下のものが挙げられますが、これらに限定されません。

7.2.2        通謀、八百長その他の行為であって、ゲーム、マッチまたはトーナメント(またはその何らかの部分)の結果を意図的に変更するかまたはその変更を試みるもの。

7.2.3        DDoS攻撃またはその他の方法により相手プレイヤーとゲームサービスとの関係に対する妨害を企てること。

7.2.4        プレイヤーアカウントの登録オーナー以外の個人に、ゲーム内のそのプレイヤーアカウントでプレイさせること、または他人により登録されたプレイヤーアカウントへのログイン中にゲーム内でプレイすること。

7.2.5        Botの使用、スポットでのタイミング調整(例: ゲームを放棄するのではなく、単に射撃のタイミングを調整することで賭け手を勝たせること)、八百長、ドロップハック、ラダーにおけるキュースナイピングまたはソフトプレイ、ゴースティング(すなわち、相手の位置取りまたは動きに関する情報をゲーム観客が不正に提供すること)。これには、相手プレイヤーがマッチで負けるようにすること、また、相手チームのリークされたスクリムフッテージまたは秘密情報もしくは専有財産的情報を受領することも含みます。

7.2.6        ゲームサーバーの悪用またはハッキング

7.2.7        不正アイテムまたは禁止アイテムの使用(該当する場合)

7.2.8        フランチャイズまたはトーナメントの場(オフラインおよびオンライン)における暴力的行為、脅迫的行為または嫌がらせ行為。これには、チームの住居におけるものも含みます。

7.2.9        トーナメントの備品の不適切な使用

7.2.10     上記のほか、トーナメントおよびそのチームの品位を害するおそれのある一切の行為または行動。

7.2.11    参加者は、トーナメントマッチ中であるか否かにかかわらず、常にActivisionエンドユーザーライセンス契約を遵守しなければなりません。参加者は、私益、評判面での利益、金銭的利益その他のいかなる理由でも、Activisionエンドユーザーライセンス契約に違反してはなりません。プレイヤーは、人為的に他人の対戦ランクを引き上げるために他人のアカウントにアクセスしてはならず、その他上記ソフトウェアライセンス契約に違反する行為をしてもなりません。本第7.2.11条の違反は、トーナメントの過程、トーナメントのオフシーズン中または当該参加者によるトーナメントへの参加前のいずれにおいても、事務局の裁量により決定される懲罰の対象となることがあります。

7.3           不正および/または有害な行為。

7.3.1        参加者は、常に、すべての適用法令を遵守する必要があります。

7.3.2       参加者は、次のいずれに該当する行為または取組みにも関与してはなりません。(i) 自己について世評失墜、スキャンダルもしくは嘲笑を生じさせるか、公衆の一部もしくはグループにショックもしくは害を与えるか、または自己の世間的イメージを損なうこととなるもの、または (ii) Activisionもしくはトーナメント事務局、その各々の代表者、トーナメント、他のチームもしくはその各々のスポンサーもしくはメンバー、フランチャイズ、またはActivisionの他の何らかの製品もしくはサービスについて、そのイメージもしくは評判を害しもしくは害することになると合理的に予想することができるか、世間からの批判を生じさせることとなるか、または悪印象を与えることとなるもの。疑義を避けるために付言しますが、Activisionもしくは事務局またはその各々の代表者、トーナメント、他のチームまたはその各々のスポンサーもしくはメンバー、フランチャイズその他Activisionの製品またはサービスのいずれかのイメージまたは評判を害することとなる個人、組織またはブランドとの間で参加者が関係を持った場合(事務局の判断に基づきます)には、本条および本ルールへの違反とみなされます。さらに、参加者、チームのマネージャーおよびオーナーは、一般の人々に対して、この第7.3条で禁止されている活動を推奨してはなりません。この種の不当行為の非網羅的な例としては、以下のものが挙げられます。

7.3.2.1   人に対する暴力またはそのおそれ。これには、家庭内暴力、パートナーに対する暴力、デートDVおよび児童虐待も含まれます。

7.3.2.2   性的暴行および他の種類の性的犯罪。

7.3.2.3   武器の違法な所持または配布。

7.3.2.4   パフォーマンス向上手段の所持、利用または配布。

7.3.2.5   他人の安全を脅かす行為。

7.3.2.6   動物虐待。

7.3.2.7   窃盗その他の財産犯。

7.3.2.8   詐欺に関する犯罪。

7.3.3         各参加者は、違法行為を現地法執行当局に報告する義務、および法律違反の発生が疑われる法域における法執行当局または司法当局からの正式な照会に回答する義務を事務局およびチームが適用法令に基づき負うことがある旨を、了解しているものとします。

7.4           ハラスメント対策。

7.4.1         事務局は、ハラスメントおよび差別のない対戦環境の提供に尽力しています。

7.4.2         本件にかかる取組みを推進するため、参加者によるいかなる形式のハラスメントまたは差別(ゲームの内外を問いません)への関与も、禁止されています。これには、人種、外見、宗教、ジェンダー、出身、年齢、障がい、性的指向、性同一性その他何らかの部類または特徴に基づくものも含みますが、これらに限定されません。

7.5           賭博。

7.5.1         フランチャイズにおけるゲーム、マッチまたはトーナメント(その構成要素も含みます)の結果を対象とする賭博は、トーナメントの品位および世間の信頼に対する深刻な脅威となるおそれがあるものです。   参加者のほか、事務局またはActivisionの従業員についても、次の行為は禁止されています。(i) フランチャイズに関連するゲーム、マッチまたはトーナメント(またはその何らかの構成要素)において賭けをするかまたは賭けを企てること、(ii) 高額賭博者と関わりを持つか、または他者による賭けに影響を与え得る情報を他者に提供すること、または (iii) フランチャイズのマッチに関連して約束もしくは提供されたかまたは提供されることとなるサービスについて相手方の如何にかかわらず贈答品または報酬の授受を行うこと。これには、対戦相手となるチームの打破もしくはその企てに関係するサービス、またはフランチャイズ、ゲーム、マッチ、トーナメントイベントその他の結果に対し放棄、八百長その他何らかの方法で影響を及ぼすことを目的とするサービスも含みますが、これらに限定されません。

7.5.2         このルールにおいては、参加者による次の行為も、禁止されています。すなわち、他者の賭博行為に参加すること、参加者のためにフランチャイズ(トーナメント、ゲームもしくはマッチまたはそのいずれかの構成要素も含みますがこれらに限定されません)に関連する賭博を行うよう他者に依頼すること、またはフランチャイズ(トーナメント、ゲームもしくはマッチまたはそのいずれかの構成要素も含みますがこれらに限定されません)に関連する賭博を他者に勧めること。

7.5.3         上記に加えて、参加者は、フランチャイズに関連する架空のeスポーツのリーグまたはゲームであって参加者が賞金その他の有価物の獲得機会と引換えに何らかの形式の入場料を支払うこととなるものにも、関与してはなりません。

7.6           アルコールおよび薬物。

7.6.1         違法薬物の使用、所持、配布および販売のいずれも、厳禁とします。    参加者は、トーナメントイベントへの関与中、またはチームもしくは事務局の所有物件もしくは賃借物件に所在中のいずれにおいても、依存性物質(アルコールまたはマリファナも含みます)の影響下にあってはなりません。

7.6.2       参加者による処方薬の不正な使用、所持、配布および販売のいずれも、禁止されています。処方薬は、処方を受けた本人のみが、所定の方法、組合せおよび量に限って、使用できるものです。処方薬は、処方対象の症状を治療する目的に限って使用できるものであって、ゲーム、マッチまたはトーナメントにおけるパフォーマンスの向上を目的として使用してはなりません。

7.7           誹謗中傷の禁止。

7.7.1         参加者は、プロフェッショナルとしてスポーツマンらしい方法にて各自の意見を表明する権利を有します。ただし、参加者は、マッチレフリーまたは事務局の健全性または適性に疑問を呈する声明を公表することはできません。   

7.7.2       参加者は、いかなる時点であれ、いかなる人または組織に対しても、また、いかなる公開フォーラムにおいても、Activision、事務局、その各々の代表者、トーナメント、他のチームもしくはその各々のスポンサーもしくはメンバー、フランチャイズ、またはActivisionもしくはその関係会社の他の何らかの製品もしくはサービスに関して、虚偽的、誹謗的、名誉毀損的または中傷的な発言、コメントまたは声明を投稿、公表または伝達してはなりません。また、参加者は、本第7.7条により禁止されている行為への関与を公衆において助長してはなりません。

7.7.3       本第7.7条は、適用法令の遵守または管轄権のある裁判所もしくは権限のある政府機関による命令のいずれについても、態様の如何にかかわらず、参加者による遵守を制限または妨害するものではありません。ただし、その遵守がかかる法令または命令を超えるものではないことを条件とします。

7.8           ソフトウェアおよびハードウェア。

7.8.1       第7.2.5条の制限に関係なく、フランチャイズにおけるバグまたは脆弱性をプレイヤーが故意に利用するかまたはその利用を企てることは、固く禁じられています。  事務局は、その単独の裁量により、本ルールにより禁止されているバグおよび脆弱性について、また、プレイヤーが本ルールに違反してバグまたは脆弱性を利用したか否かについて、判断を下すものとします。

7.8.2       参加者は、電子記憶装置をCODM LANトーナメントイベントに持ち込む前に事務局に相談する必要があるものとし、マッチ中にいかなるモバイル機器または外部通信機器(携帯電話も含みますがこれに限定されません)も使用してはなりません。

7.8.3       参加者は、CODM LANトーナメントイベントでの大会用のハードウェアおよび機器のいずれにも、種類にかかわらずサードパーティ製のソフトウェアをインストールしてはなりません。

7.9        秘密保持。

7.9.1       参加者は、フランチャイズ、トーナメント、事務局、Activisionまたはその関係会社およびスポンサーに関する秘密性のある財産的情報を、秘密に保持しなければならず、いかなる第三者にも開示してはなりません。

7.9.2       本第7.9条は、適用法令の遵守または管轄権のある裁判所もしくは権限のある政府機関による命令のいずれについても、態様の如何にかかわらず、参加者による遵守を制限または妨害するものではありません。ただし、その遵守がかかる法令または命令を超えるものではないことを条件とします。

7.10        報告。参加者は、本第7条により禁止されている何らかの行為を認識するに至った場合には、その詳細を直ちにトーナメント運営者またはトーナメント事務局(codmesports@activision.com)まで報告する義務を負います。 この義務への違反があった場合、それ自体が本ルールへの違反となります。

 

8.   賞品に関する諸条件。

8.1           受賞物の分配。 賞の授与は、それが禁止または制限の対象となっている場合には、無効となります。 本ルールに基づき、チームの賞は、優勝チームの各プレイヤー(ロースターの補欠プレイヤーを含む)に平等に授与されます。 前述にかかわらず、参加者は、事務局に署名入りの賞金振込書類(事務局は要求に応じてその書類を提供できます)を提供している場合、事務局が当該参加者の契約しているチーム組織に賞金を支払うことを要求することができます。 事務局は、その独自の裁量により、いかなるチーム組織に対しても賞品の支払いを拒否する権利を有します。 受賞予定者(以下「受賞予定者」)は、CODMオンライントーナメントおよびCODM LANトーナメントのいずれにおいても、トーナメントごとに1つの賞品パッケージに限定されます。 賞品は、譲渡禁止であるとともに、他のいかなる賞品とも交換できません。 賞品の提供が不可能である場合、事務局は、その単独の裁量により、同等以上の価値のある別の賞品に変更する権利を留保します。 すべての賞金は、米ドル建てで支払われるものとします(ただし、事務局が別の支払方法を許可した場合を除きます)。 受賞資格のある受賞予定者は、当該賞品の使用について一切の責任を負います。

8.2           受賞の要件。 受賞予定者は本ルールに準拠し、全ての要件を満たすことが勝利の条件となります。 受賞予定者は、本ルールおよび他の適用ルールに記載された条件を満たさない限り、いかなる賞も得る権利がないものとします。 受賞予定者には、該当するCODMオンライントーナメントまたはCODM LANトーナメントの終了後に通知されます。 各受賞予定者は通知の指示に従うことが求められます。 賞を求める資格を得るため、賞の各受賞予定者は、通知で規定された期間内に、資格の宣誓供述書と責任/パブリシティの譲渡証書、およびIRS書類W-8またはW-9と他の賞を受け取るために必要とされる他の書類を含めた全ての該当する政府および税務書類に記入、署名することが求められます。 賞を米ドルで受け取り、アメリカに居住する受賞者は、暦年の終わりにIRS書類1099を受け取り、そのフォームのコピーがIRSに提出されます。 事務局が受賞予定者に賞を授与する前に、権利放棄を含めて事務局の要求する追加書類を事務局に提出する必要があります。 事務局によって資格と本ルールの遵守が確認された後、受賞予定者は賞の受賞者であることが宣言されます。 賞はイベントが終了して全ての必要書類を受け取ってから約8~10週間後に授与されます。 受賞予定者と連絡が取れない、応答がない、または最初の通知の試みから14日以内に必要書類に署名して返送しない場合、受賞予定者は賞を受け取る資格を失います。

8.3           受賞物の受取りに関連する費用。 プレイヤーは、各自の賞に関連する費用および経費であって本書に特段の記載のない一切のものを、負担するものとします。 国、州および地方の租税(付加価値税も含みます)のうち賞の受領または利用に関連するものについては、プレイヤー者が単独で負担するものとします。 一部の米国外の居住者である プレイヤーに関しては、米国租税法の遵守のために賞金額の30%が差し引かれIRSへの送金の対象となることがあります。 

 

9.   懲罰処分。

9.1           遵守状況についての調査および監視権。  トーナメントの健全性を維持するため、事務局は、本ルールの遵守状況を監視する権利、本ルールの違反の可能性を調査する権利、および違反の場合に制裁を科す権利を有します。  参加者は、かかる調査のいずれにおいても、事務局に協力する旨に完全に同意します。  本ルールの違反に関連して事務局またはその被指名者により実施される内部的または外部的な調査に参加者が完全に協力しなかった場合には、それ自体が本ルールの違反となります。その例としては、不誠実な態度のほか、証拠の不提出、改変または破棄も挙げられますが、これらに限定されません。

9.2   罰則の対象。チームのメンバー(複数の場合も同様です)またはチームオーナーによる本ルールのいかなる違反も、罰則の対象となります。適用される罰則の内容および程度は、事務局により決定されます。ルール違反その他トーナメントに関する問題についての事務局による判断のいずれも、終局的なものとします。

9.3           懲罰連絡。事務局は、全ての懲罰調査、照会、決定の通知を、トーナメントの登録時に提供されたメールアドレスで参加者に送ります。参加者は、事務局に提供した全てのメールアドレスを定期的に監視し、事務局からそのアドレスに送られた全ての懲罰照会に速やかに応答することが求められます。

9.4           罰則。ルール違反に対する罰則は、事務局により決定されます。 これらの罰則は、違反の重さと同じチームが過去に犯した違反の数に直接関連するものであり、これらの要素によって変化します。 以下は、事務局の裁量により執行されることのある罰則を非網羅的に掲げたものです。

a)              口頭での警告

b)              書面による警告

c)              出場停止

d)              現在または将来のゲームにおける陣営選択権の喪失

e)              現在または将来のマッチおよびイベントからの追放

f)               賞の没収

g)              ゲームの失格

h)              マッチの失格

i)               トーナメントの参加資格剥奪

j)               チームライセンスの取消

 

10.   責任の制限、包括的免責。

10.1    トーナメントへの参加の許可条件として、かつ適用法令上許容される最大限の範囲で、各参加者、または参加者代理の相続者、配偶者、保護者、遺言執行者、遺産管理人、継承人、譲受人、また親族は、Activision、ESL FACEIT GROUP、その親会社、子会社、関係会社、スポンサー、トーナメント主催者、ならびにこれらの役員、取締役、従業員その他の代表者の各々(「免責対象者」とする)をあらゆる責任から免責するとともに、トーナメントへの参加、賞品の配送、誤配送、受領、所持、使用もしくは使用不能、また一切の費用、怪我、病気(新型コロナウィルスまたはその変異株に関連する病気)、損失または損害(人身傷害、死亡、財産の損傷もしくは損壊を含む)、パブリシティもしくはプライバシーに関する権利の侵害、名誉毀損、または誤認をもたらす描写(まとめて「放棄した請求権」とする)に起因もしくは関連して、免責対象者対して起こした、または起こすであろう一切のクレーム、請求、訴訟、法的措置、訴因、手続き、調査、紛争、要求を、その種類または性質、既知または未知、普通法または衡平法の下、制定法または判例法、直接的または間接的かどうかに関わらず、一切の訴訟原因を永久に放棄します。 参加者は免責対象者に対し、放棄した請求権に基づいて、またはそれを主張、支持するために訴訟する一切の権利を撤回不能な形で放棄し、訴権放棄契約を結ぶとする。 

各参加者は、カリフォルニア州民法第1542条および米国のいずれかの州または地域の類似の法律に基づくすべての権利を、参加者が免責対象者に対して明示的に放棄することを理解し、同意するものとします。第1542条の明文:

「一般的な免責は、債権者または免責当事者が免責を行う際に、自己に有利に存在していることを知らないか疑わなかった請求で、もし知っていれば債務者または免責対象者との解決に重大な影響を及ぼしたに違いないと思われるような請求には効力が及ばない。」

10.2        いかなる場合であれ、Activision、EFG FACEIT GROUP、その親会社、子会社もしくは関係会社、またはこれらの各々の代表役員、取締役、従業員その他の代表者のいずれも、派生的損害、付随的損害、間接損害、懲戒的損害賠償、特別損害、懲罰的損害賠償、および/またはデータの消失もしくは収益、賞もしくは利益の逸失による損害の一切について、それが契約違反、不法行為(過失も含みます)その他のいずれに基づくものであるかにかかわらず、参加者自身、または参加者に由来する権利を主張する人もしくは組織のいずれに対してであれ、本ルールの下で責任を負うことはありません。これは、かかる損害が予見可能であったか否か、およびかかる損害の可能性について事務局、Activisionまたはその関係会社もしくは代表者が助言を受けていたか否かのいずれも問いません。

10.3        適用法上許容される最大限の範囲で、各参加者は、eスポーツ競技に伴うリスク、危険および障害要因を認識している旨、また、かかる活動への参加に起因するかかる一切のリスク、危険および障害要因ならびに人身傷害、死亡および物的な損傷または損失の可能性を任意に引き受けるとともにこれらを完全に負担する旨について、了承します。

10.4        参加者は、参加者の財産または身の安全のいずれについてもActivisionが保険者ではない旨について、了承および同意します。参加者は、保険の必要性を感じた場合には、第三者から保険を調達する必要があります。

 

11.   権利の許諾。

11.1        本ルールへの同意およびトーナメントへの参加により、各参加者は、自らの参加先であるCall of Dutyフランチャイズその他のActivision Blizzard, Inc.ビデオゲームにおける自己の名前、ロゴ、トレードマーク、サービスマーク、著作物、ニックネーム、Activision ID(または代替タグ)、ロゴ、イニシャル、肖像、画像、写真、アニメーション、アバター、署名、音声、動画またはフィルム内での描写、公的人格、ゲームプレイに関するデータおよび統計情報、経歴情報、背景情報ならびにストリーム(以下「参加者素材」といいます)について、次に掲げるものにおけるかまたは次に掲げるものに関連して、あらゆる現行および将来の媒体においてコピー、表示、配布、編集、ホスティング、保存その他の使用および派生物作成を行うための永久、無償、全額払込済みかつ全世界対象の権利およびライセンス(再許諾権付きのもの)を、本書によりActivisionならびにその親会社、子会社および関係会社に対し許諾します。(a) トーナメントイベント(完全または一部分のいずれであるか、ライブ方式または時間差方式のいずれであるか、また、当該イベントの全部または一部のいずれであるかを問いません)、ならびに上記のいずれかの音声映像、映像および/または音声のブロードキャスト、ストリーミング、ウェブキャストその他の配信、(b) トーナメントおよびフランチャイズ全般についてのマーケティングおよびプロモーション、(c) (i) メディア権の活用、(ii) ゲーム内グッズまたはデジタルグッズの制作および販売、および (iii) 第三者とのグループライセンスその他の契約であってActivisionによる交渉の対象となったもの、および/または (d) 帽子、シャツその他の服飾品、履物、ゲーム用の用具または周辺機器、ノベルティ、記念品、おもちゃ、コレクター商品その他一切の有形のグッズまたは製品(かかるグッズまたは製品のスリーブ、ジャケットおよびパッケージも含みます)その他Activisionの製品およびサービスの制作、配布、プロモーションおよび販売。上記(a)から(d)における上記のライセンスまたは権利の行使により生じた製品、サービス、メディアおよび素材を、本書において「ライセンス対象素材」といいます。 

11.2        広告商用素材。  第11.1条における権利およびライセンスの許諾には、Activision(またはそのサブライセンシー)の次のものにおけるかまたは関連してActivision(およびそのサブライセンシー)において参加者素材およびライセンス対象素材のコピー、表示、配布、編集、ホスティング、保存その他の利用および派生物作成を行うための永久、無償、完全払込済みかつ全世界対象の権利およびライセンス(義務ではありません)も含まれますが、これらに限定されません。(a) ウェブサイトおよびアプリケーションのほか、その許可されたストリーミングパートナーおよびブロードキャストパートナーのウェブサイトおよびアプリケーション、(b) ソーシャルメディア投稿、(c) 紙媒体およびオンラインの広告およびコンテンツ、(d) 新聞および雑誌の広告およびコンテンツ、(e) オンラインの広告およびコンテンツ(バナー、リーダーボードおよびスカイスクレイパーも含みます)、(f) 屋内外の広告板、ポスター、標識およびディスプレイ、(g) 製品カタログ、POS資料、下げ札、製品パッケージおよび取扱説明書、(h) プレスリリース、ニュースレター、電子アラート、(i) テレビ、(j) その他の広告資料またはプロモーション用資料であってトーナメントまたはフランチャイズに関してActivision(またはそのサブライセンシー)によりまたはActivision(またはそのサブライセンシー)のために適宜制作されるもの(これらを以下「広告商用素材」といいます)。

11.3        広告商用素材、フィードバック、統計情報および提案内容の権利帰属。

11.3.1  各参加者とActivisionとの間において、参加者素材は、各参加者に単独で帰属するものとします。ただし、一切のActivisionアカウント、ゲームプレイデータおよび統計情報ならびにActivisionの一切の知的財産であってフランチャイズまたは他のActivision Blizzardのビデオゲームに含まれているもののいずれも、Activisionに単独で帰属するものとします。

11.3.2  各参加者とActivisionとの間において、以下に掲げるもの(総称して以下「トーナメント素材」といいます)は、Activisionに単独で帰属するものとします。

11.3.2.1  トーナメント素材および広告商用素材(ただし、トーナメント素材または広告商用素材を組込先または使用先とする参加者素材を除きます)。

11.3.2.2 他の一切の著作物、視聴覚作品、アートワーク、編集著作物、データおよび文書のうち、ActivisionによりまたはActivisionのために制作されたものであって、かつ参加者素材の全部または一部の組込みまたは使用がなされているもの(ただし、そこでの組込みまたは使用の対象となっておりかつ本書によるライセンスの対象となっている参加者素材を除きます)。

11.3.2.3  参加者からActivisionに提供された提案、コメントその他のフィードバックであって、次の事項と何らかの関係があるもの。(a) トーナメント、フランチャイズ、またはActivisionの事業、および (b) トーナメント、フランチャイズ、またはActivisionの事業についての改善または改良であって、かかる提案、コメントおよびフィードバックから生じた一切のもの。

11.3.2.4  参加者によるフランチャイズのプレイに関係するデータおよび統計情報、ならびにかかるデータおよび統計情報についての一切のフィードおよびデータストリーム。

11.3.2.5  上記の各々についての知的財産権であって全世界のいずれかの地域において存在するもの。

11.3.3  参加者の表明と保証。 参加者は、参加者素材について単独で責任を負うものとします。参加者は以下のことを表明し、保証します。(a) 参加者は、参加者素材の作成者もしくは創作者であるか、参加者素材に対するすべての権利、権原、利益を所有しているか、または、第11.1条および第11.2条に基づく場合を含め、本契約で付与される権利を付与する十分な権限を有しています。 および(b) 参加者素材は、(i) 他人の名誉を毀損しておらず、(ii) 著作権、商標権、特許権、企業秘密、著作者人格権、プライバシー権、パブリシティ権、またはその他のあらゆる種類の知的財産権や所有権を含む第三者の権利を侵害、違反、希釈、または不正利用しておらず、また今後も侵害しないこと。事務局は、本第11条に違反した参加者に対し、あらゆる権利と救済措置を留保します。

11.4        職務著作物、譲渡。  いかなる時点であれ参加者がトーナメント素材を創作、開発または発明した場合、両当事者は、著作権の対象となる一切のトーナメント素材ならびにその一切の要素、部分および派生物が「職務著作物」としてActivisionのために創作されたものである旨、また、当該トーナメント素材ならびにその一切の要素、部分および派生物についての一切の著作権が自動的にActivisionに付与されるとともにActivisionに帰属することとなる旨について、了承および同意しているものとします。 ただし、法作用その他により、当該トーナメント素材もしくはその要素、部分および派生物が「職務著作物」とみなされないかもしくは何らかの理由で自動的にActivisionに帰属せず、かつ/または直前の一文に基づくActivisionへの自動帰属の対象とならない成果物についての特許、商標、ノウハウその他の知的財産権が存在する場合、参加者は、一切のトーナメント素材(ならびにその一切の要素、部分および派生物)について、全世界における一切の権利、権原および権益(全世界における一切の著作権その他特許、商標その他の知的財産権も含みます)を、本書により、いずれの場合も追加の対価なしに、将来の著作権その他の知的財産権についての現時点での事前譲渡の方法にて、Activisionおよび/またはその被指名者に譲渡したこと(かつ創作時に当該譲渡に同意したこと)になるものとし、また、かかる譲渡の促進にとって適切であるとActivisionまたはその被指名者により合理的に判断される他の一切の措置をActivisionまたはその被指名者の費用負担により講じる旨に、同意します。かかる措置の例としては、Activisionまたはその被指名者からの合理的依頼に基づく追加的な譲渡証の作成および交付も挙げられますが、これらに限定されません。 

11.5        権利放棄。  本ルールへの同意により、各参加者は、本書により、次に掲げるもののいずれについても、放棄したことになるとともに、権利を主張しない旨に同意したことになります。(a) ライセンス対象素材または広告商用素材についての事前のレビューおよび/または承認の権利、および (b) ライセンス対象素材もしくは広告商用素材に関係するかまたはトーナメント もしくはActivisionイベントへの自らの参加に関係して適用法令に基づき自らに付与されることとなる著作者人格権その他これに相当する権利(該当のものが存在する場合)。本ルールのいずれも、本書において許諾される何らかの権利またはライセンスの使用をActivisionに義務付けるものではありません。

11.6        個人情報の収集。 チャレンジファイナルまでのオープンシーズンに関して、ESL FaceIt Group(以下「EFG」といいます)は、下記の該当地域向けのEFGのオンラインプライバシーポリシー(以下「EFGオンラインプライバシーポリシー」といいます)に基づき、トーナメントおよびトーナメントイベントに関連した情報(ライブイベントにおいて収集される情報も含みます)の収集、保管および利用を行います。  本ルールへの同意により、各参加者は、EFGオンラインプライバシーポリシーの条件にも同意したことになります。

 

12.   https://esl.com/privacypolicy 紛争の解決。

12.1        リーグルールに関する紛争。  Activisionは、本ルールの第1条から第11条までの違反、終了、執行または解釈に関する紛争(以下「ルール関連紛争」といいます)について、終局的かつ拘束力のある決定権限を有するものとします。

12.2        仲裁対象紛争についての拘束力のある仲裁。 Activisionから参加者に対しもしくは参加者からActivisionに対して生じることのある紛争、請求もしくは意見相違、またはトーナメント、本ルールもしくはその有効性(本ルールの範囲または仲裁合意の適用可能性に関する決定も含みます)に起因もしくは関連する紛争、請求もしくは意見相違であって、Activisionの終局的な拘束力のある決定権限(第12.1条に基づくものであるかまたはActivisionもしくはその関係会社との間で締結された別個の書面契約に基づくものであるかを問いません)のいずれの対象ともならないもの(以下「仲裁対象紛争」)については、国際商業会議所の仲裁ルールに基づき、当該ルールに従い選任された仲裁人1名により、終局的に解決されるものとします。 仲裁地は、カリフォルニア州ロサンゼルス郡とします。 仲裁に関するいかなる事項(最終裁定も含みます)も、仲裁対象紛争における当事者間の秘密情報とみなされるものとします。 仲裁対象紛争の当事者は、仲裁判断のうち執行判決による執行を必要とする部分に限って裁判所に提訴することとする旨、また、裁判所における提訴の対象から秘密情報を除外するためのあらゆる努力を払う旨について、合意するものとし、かかる事項に関係する意見相違のいずれも、裁判所における提訴に先立ち、仲裁人により決定されるものとします。 仲裁人による決定は、終局的であって、仲裁対象紛争の当事者を拘束するものとします。仲裁人によるいかなる仲裁判断も、管轄権を有するいずれの裁判所においてであれ執行判決を得ることができるものとします。 本第12.2条は、仲裁対象紛争について管轄権を有する裁判所において仲裁に資する仮の救済を申し立てることを当事者に対し禁止するものではなく、管轄権を有する裁判所において参加者による本ルールの規定違反を理由として(Activisionによるいかなる保証証書その他の担保の差し入れも要することなく)参加者に対する暫定的または仮の差止めによる救済を申し立てたうえで当該救済を受けることをActivisionに対し禁止するものでもありません。 本ルールまたは適用法令による別段の定めがある場合を除き、他方当事者を相手方として提起されたいかなる訴訟または法的手続についても、その各当事者は、各自の弁護士報酬、専門家報酬、裁判所費用その他当該訴訟(いずれの上訴も含みます)の過程で生じた一切の経費を負担するものとします。

12.3        クラスアクションおよびPAGAの放棄。

12.3.1    本ルールへの同意により、各参加者は、仲裁が個別的なActivisionと当該参加者との間の仲裁対象紛争に限定される旨に、同意したことになります。

12.3.2    本ルールへの同意により、各参加者は、以下についても了承および同意したことになります。(i) 参加者とActivisionとの間の仲裁手続において、他者による請求または他者のための請求のいずれについても、考慮、参加または併合が認められない旨、(ii) いかなるルール関連紛争または仲裁対象紛争についてであれ、クラスアクション形式、集団訴訟形式、私的法務総裁訴訟形式または代表訴訟形式での仲裁、裁定または裁判所手続による解決(カリフォルニア州労働法典第2698条以降のPrivate Attorneys General Act (以下「PAGA」といいます)に基づき提起される訴訟であって下記第12.3.3条 において別途定めがあるものを除きます)のための権利または権限、およびクラスアクション形式、集団訴訟形式または非PAGA上の私的法務総裁訴訟もしくは代表訴訟形式の手続のいずれを活用する権利または権限も、存在しない旨、および (iii) いかなるルール関連紛争または仲裁対象紛争についてであれ、クラス代表者、集団訴訟代表者または非PAGA上の私的法務総裁のいずれとしても、また、クラスアクション形式、集団訴訟形式または非PAGA上の私的法務総裁訴訟もしくは代表訴訟形式での手続のいずれにおける構成員としても、参加の権利を参加者が有しない旨。いかなる状況においてであれ、参加者およびActivisionのいずれも、仲裁または裁判手続におけるクラス形式、集合形式、もしくは非PAGA上の私的法務総裁形式もしくは代表形式での手続、または仲裁もしくは裁判手続における併合のいずれについても、同意することはありません。第12.3.1条および本第12.3.2条における上記規定を、 以下「クラスアクション放棄規定」といいます。

12.3.3    本ルールへの同意により、各参加者は、以下についても了承および同意したことになります。(i) いかなるルール関連紛争または仲裁対象紛争についてであれ、PAGAに基づく仲裁、裁定または裁判所手続による解決のための権利または権限、およびPAGA手続を活用する権利または権限のいずれも、存在しない旨、および (ii) いかなるルール関連紛争または仲裁対象紛争についてであれ、私的法務総裁、代表者、またはPAGA上の私的法務総裁形式もしくは代表訴訟形式の手続における構成員もしくは提訴者のいずれとしても、参加の権利を参加者が有しない旨。いかなる状況においてであれ、参加者および事務局のいずれも、仲裁または裁判手続におけるPAGA上の私的法務総裁形式もしくは代表形式での手続、または仲裁もしくは裁判手続における併合のいずれについても、同意することはありません。本第12.3.3条における上記規定を、以下「PAGA放棄規定」といいます。

12.3.4  (i) ルール関連紛争または仲裁対象紛争の提起または追行がクラスアクション、集団訴訟または非PAGA上の私的法務総裁訴訟もしくは代表訴訟として行われた場合において、かつ (ii) クラスアクション放棄規定の全部または一部が執行不能と判断されたときは、その限りにおいて、当該クラスアクション、集団訴訟または非PAGA上の私的法務総裁訴訟もしくは代表訴訟は、カリフォルニア州ロサンゼルス郡に所在する管轄権を有する民事裁判所にて争われる必要があるものとします。ただし、クラスアクション放棄規定の執行対象であるとみなされる個別の請求については、いずれも仲裁において個別に争われる必要があるものとします。  クラスアクション放棄規定は、ルール関連紛争または仲裁対象紛争が個別手続として提起または追行される場合において、当該個別的手続を仲裁において進めることができるようにするために分離が必要とされるいかなるときにおいても、分離できるものとします。

12.3.5    (i) ルール関連紛争または仲裁対象紛争の提起または追行がPAGA上の私的法務総裁訴訟または代表訴訟として行われる場合、または (ii) PAGA放棄規定が無効と判断された場合には、以下のとおりとします。(i) 執行不能である規定は、本書から分離されるものとし、(ii) 当該執行不能の規定の分離は、本書第12.3条に基づく個別形式での残余の請求事条のいずれに対しても、何らの影響も及ぼさず、また、(iii) PAGA上の代表訴訟または私的法務総裁訴訟のいずれも、管轄権を有する民事裁判所において提起される必要があります。ルール関連紛争または仲裁対象紛争に関してPAGA放棄規定が執行不能とみなされることを理由としてPAGA上の代表訴訟または私的法務総裁訴訟の形式にて管轄民事裁判所において提起されることとなるルール関連紛争または仲裁対象紛争が存する限りにおいて、両当事者は、仲裁における個別請求の結果が出るまでの間、当該ルール関連紛争または仲裁対象紛争についての訴訟が停止されることとなる旨について、合意します。PAGA放棄規定は、ルール関連紛争または仲裁対象紛争が個別手続として提起または追行される場合において、当該個別的手続を仲裁において進めることができるようにするために分離が必要とされるいかなるときにおいても、分離できるものとします。

12.4        準拠法。

12.4.1  ルール関連の紛争および仲裁対象紛争のいずれについても、抵触法原則を適用することなく、アメリカ合衆国連邦法およびニューヨーク州法に準拠し、かかる法律に基づき解釈されるものとします。ただし、Activisionは、現地法により不適格となるいかなる参加者についても、参加資格を喪失させる権利を有するものとします。  この準拠法選択は、参加者により締結済みの旧版のルールのいずれに含まれているいかなる従前の法選択にも、取って代わるものとします。 

12.4.2  参加者は、本ルールの規定内容に拘束される旨、および自らの違反行為に対し科せられる懲戒処分についてActivisionによる決定内容に拘束される旨に、同意します。かかる決定は、いかなる面においても、最終的なものであって拘束力を有します。

12.4.3    グローバルなリーグとしてのトーナメント の立ち位置に鑑み、Activisionは、本ルールの公式翻訳を提供すべく努力を払うこととします。本ルールの英語版と翻訳版との間に矛盾がある場合には、英語版が優先するものとします。

12.5        本条に対する変更。  事務局は、本第12条のいかなる変更についても、60日前に告知を行うものとします。変更内容は、60日目に効力を生じるものとし、当該60日目より後に生じた請求権に対する限りにおいて、遡及的に適用されるものとします。 

 

 

 

ソフトウェアライセンスとサービス契約が更新されます。変更内容を確認するには、こちらのリンク [https://www.activision.com/ja/legal/ap-eula] をクリックしてください。