March 27, 2023
Ray Gun回顧録: シリーズを象徴するワンダーウェポンの歴史
Call of Duty®のRay Gunの歴史と、その歴史の一片が現実のものとなることへの思いを、Treyarchの面々がじっくり語ります。
Ray Gun回顧録: シリーズを象徴するワンダーウェポンの歴史
Call of Duty®のRay Gunの歴史と、その歴史の一片が現実のものとなることへの思いを、Treyarchの面々がじっくり語ります。
March 27, 2023
March 27, 2023
Call of Duty®のRay Gunの歴史と、その歴史の一片が現実のものとなることへの思いを、Treyarchの面々がじっくり語ります。
Call of Duty®のRay Gunの歴史と、その歴史の一片が現実のものとなることへの思いを、Treyarchの面々がじっくり語ります。
March 27, 2023
「こいつは最高だぜ!」 – ニコライ・ベリンスキー、Call of Duty®: World at War
Call of Duty®フランチャイズの20周年が迫る中、その歴史を懐かしみつつ振り返れば、数え切れないほどの出来事に溢れています。その中の1つがワンダーウェポン「Ray Gun」であり、当時は隠された3つ目のモードだったWorld at Warのゾンビモードに向けてTreyarchが作り出したものでした。
その歴史を知っている人の中で、TreyarchシニアリードアーティストのMaxwell Porterの右に出る者はいません。彼はCall of Duty®2: Big Red Oneの環境アーティストとしてキャリアをスタートして、その後Call of Duty® 3の武器アーティストになり、最終的にCall of Duty: World at Warの唯一の武器アーティストになりました。
「過去にアートディレクターと話をして、World at Warのストーリーにさまざまな要素を組み込むアイデアを提案していました。その中の1つとして、昔シリアルの箱に入っていたようなレトロフューチャーなおもちゃのアイデアがありました。」と彼は語りました。
自らのアイデアのために1日1時間を費やして、Ray Gunの原型となるものの自由形状モデリングを行いました。まさに、彼こそが「ミスターRay Gun」なのです。
Ray GunはWorld at Warで初登場しました。キャンペーンにおけるイースターエッグの武器であり、上に示されるように「Nacht der Untoten」や「Verrückt」のようなゾンビマップのミステリーボックスのレアアイテムでもありました。
「実際のデバイス上でのイースターエッグで、おもちゃと実物の間のような武器を作りたかったのです。ビデオゲームではそういうものが好きだったので。」と彼は語ります。「実際、誰かに制作を依頼されたわけではありません。自分がやりたかったことであり、心の中ではそれをゲームに実装するためにデザイナーを説得したいと思っていました。」
「World at Warに秘密の第3のモードが実装されるという話を聞きました。そこでデザイナーのところへ向かい、『(アイデアとして)このRay Gunがあるんですけど、どうですか?』と言うと、彼らはゲームへの実装の実現を確信できるほど喜んでくれました。ゾンビ関連の開発に大いに力を入れていた時期で、マジックボックス(あるいはミステリーボックス)のコンセプトが生み出されたため、スーパーレアなアイテムというのは、そのモードに追加するのにうってつけの斬新なものでした…。当時プレイテストを行っていた人々は『Ray Gunを手に入れたぞ!』と叫び、熱中していました。」
その中の1人がChris Cowellでした。彼は現在Treyarchの主任ゲームデザイナーで、同スタジオのBlack Ops 4のBlackoutやBlack Ops Cold WarのOutbreakをはじめとする、あらゆる大規模マップを管轄しています。
「Little Resistanceのイースターエッグで偶然出てきた初のワンダーウェポンがRay Gunだったことを覚えています。」とCowellは言いました。「特に弾道やRay Gunを所持可能なプレイヤー数などのまったく新しく非常に多くの技術的課題があったので、Ray GunをBlackoutで動作させるのは楽しかったです。プレイヤーにとってはそれが同じように機能して同じ見え方になるようにしつつ、一方で内部では全く別のものにするという、技術的功績を挙げました。」
Call of Duty®: Black Ops 4のBlackoutモードでのRay Gun実装。Chris Cowellは、このワンダーウェポンとそのユニークな弾道の特性をこのモードに取り入れることの難しさを思い返しました。
Ray Gunに関する鮮明な記憶を持つもう1人のベテランとしてCollin Ayersがおり、15年以上前にTreyarchでインターンとして働き始め、現在はリードサウンドデザイナーをしています。
彼が最初に携わったCall of DutyのゲームはWorld at Warでした。そこで彼はRay Gunを含めたゾンビモードのサウンドデザインを担当していました。「ゲームに実装された私の初めての100%オウンド・サウンドデザインが、フルリロードのシーケンスでした。」と彼は語りました。「そのリロード音は今日に至るまで残っています。」
彼はそれ以来、オーディオ部長のBrian Tueyと共に、ゾンビモードに携わり続けています。
「Tueyと共にこの仕事に取り掛かっていた時、私達は当時モダンでありつつも『ポワン、ポワン、ポワン』といった古典的なSF的なレーザーの音に根差したサウンドを生み出したいと考えました。」と彼は語りました。
彼はワイヤーやつる巻きバネのおもちゃにレンチをぶつけたり、思うままにいくつかの異なる道具を使って、あらゆるものを作り出したことを思い返しました。「このような音はもともと何世代にもわたりSFのサウンドのベースとなっていました。それを採用してモダンな要素を加え、ゲーム内の仕様に合わせました。」
「さらに衝撃音も出しました。しかしそこからゲーム内で様々な方向にサウンドを出力し、まるでクレイジーなエイリアンのエネルギーがあちこちを跳ね回っているようなサウンドにしました」と続けて語りました。
さらに近年Call of DutyでRay Gunが登場するゲームの1つにBlack Ops Cold Warがあり、より幅広くなったゾンビモードにおけるラウンドベースのモードとOUTBREAKの両方で実装されました。
この3人の長年のベテランたちは、Ray Gunの公式版がCall of Dutyコミュニティに向けて製作されていると聞いて大喜びしていました。
「その話を聞いた瞬間、すぐに財布を開けて準備しました」とAyersは言いました。「当時を懐かしむことができるものをオフィスに置くのが楽しみです。」
「長い間これを待ちわびていました。」とCowellは言いまいた。「Black Ops 3で、コレクターズエディションにRay Gunを入れたかったのですが間に合わず、当時実現できなかったことを覚えています。なので、今こうして現実のものとなることに胸を躍らせています。」
「自分の仕事で気に入っているものの1つがワンダーウェポンで、Ray Gunはかけがえのない存在です」とMaxwellは話しました。「素晴らしい感覚です。自分がかなり若く繊細だった時期のキャリアのタイミングで作られたので、Ray Gunには思い入れがあります。ゾンビモードと共に長い間活躍し、製作が実現するのは喜ばしいことです。これはデザイナー全員とゾンビモードに携わったすべての人にとっての証であり、本当に嬉しく、実現したことを誇りに思います。」
Ray Gunの先行予約を受付中
ミステリーボックスのレプリカの上に乗った現実世界の公式のRay Gunです。
いま、この歴史の一片を自分のものにすることができます。
Call of Duty®ゾンビのRay Gunのレプリカの先行予約を、Call of Duty® Gear Shopにて希望小売価格600ドル(もしくはお住いの地域の通貨での同等価格)で現在受付中です。このレプリカは100%ポリウレタンで、ミステリーボックスケースは100%ポリレジンで作られています。製品の重量と寸法は以下の通りです。
さらにファンのみなさんのために、Ray Gunをモチーフにしたさらに多くのコレクションや商品をCall of Duty Shopでご用意しています。Call of Dutyの歴史に名を残す、シリーズを象徴するこのワンダーウェポンのピンやTシャツなどがあります。
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